前世からの縁?
夫婦って、長く暮らしているとどうやら顔が似てくるようです。私たち夫婦も、結婚当初は似ていないはずだったのですが、最近、二人そろって写真に写っているのを見ると、なんだか兄妹のよう。顔そのものが似るというより、雰囲気が似てしまうようです。
顔が似ている夫婦ほど離婚をしない・・・という話を聞いたことがあります。そんな話を聞いてから、電車の中などでまじまじと恋人同士の顔を見ると、なるほど、鼻の形や口の形がそっくりというカップル。不思議な縁を感じます。
夫婦って、長く暮らしているとどうやら顔が似てくるようです。私たち夫婦も、結婚当初は似ていないはずだったのですが、最近、二人そろって写真に写っているのを見ると、なんだか兄妹のよう。顔そのものが似るというより、雰囲気が似てしまうようです。
顔が似ている夫婦ほど離婚をしない・・・という話を聞いたことがあります。そんな話を聞いてから、電車の中などでまじまじと恋人同士の顔を見ると、なるほど、鼻の形や口の形がそっくりというカップル。不思議な縁を感じます。
スーパーでお魚売り場の前を通り過ぎた時、老年にさしかかっていると思しきご夫婦連れのご主人が、お刺身を指差して「おいしそうだね」とポツリ。その後の会話が寂しいというのか微笑ましいというのか…。
妻:買っていこうか?
夫:いいよ、我慢するよ
妻:いいわよ我慢しなくても、買ってあげるわよ。
夫:いいよいいよ、我慢するから。
妻:そう…
このスーパー、古い町にあるせいか客層が高齢化しています。定年退職をしたらしいご夫婦連れが多いのですが、いずれもとても節約されている様子。そうですよね、60歳で定年退職して平均寿命を生き抜けばあと20年以上、日本は高齢者への待遇が最悪ですから老後が不安です。生きにくい、住みにくい国だと思います。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんて言われていますが、独身時代に飼っていた犬は、争いごとが大嫌いでした。姉と口喧嘩を始めると必ず二人の間に割って入り、膝に手を乗せたり、顔を舐めたりと、いろいろな方法で仲裁を試みるのです。仲直りをさせようというつもりはなく、大きな声が嫌だっただけなのかもわかりませんが、その顔つきときたら今にも泣きそう。喧嘩は中止です。
今は猫を飼っていますが、夫婦喧嘩をしても猫は知らん振り。なにをやってんでしょうねえ…と言わんばかりの様子、ギュギュギュと体を丸めなおして寝てしまいます。
鳩山首相は家庭でもとてもお優しい方のようで、幸夫人がおっしゃるには、朝食後のお皿洗いを必ずしてくださるのだそうです。ワイシャツの袖口が濡れるからと止めても、いいからいいからと言って。(素朴な疑問。資産家のこのお宅に皿洗い機がないはずがないのですが・・・)
我がいとしのダンナさまにその話をしたら、早速、お皿を洗ってくれました。普段から優しい人ですけれど、お皿を洗ってくれるというのは珍しいことです。私が、あまり夫にキッチンに入られるのが好きじゃないせいもあるのですが。バラ柄の鍋つかみ、赤いケトル、ピカピカのタイル。キッチンは私のお城なんですよね。そこに大きな図体の男性が入り込むと、モンスターがモシャモシャと動いているような感じがして、「乙女」の雰囲気がいっぺんに壊れてしまいます。
結婚して良かったなあと思う時って、たくさんありますよね。私は、特にお食事を頂く時にそう感じるんです。一緒に食事をしながら、これがおいしいとか、これはマズイとか、そんな感想を言いあいながら食べるのが楽しくて仕方がありません。スーパーで食材を買う時も、どんなお料理をすれば喜んでくれるかしらと、そんなことを考えながら材料を吟味しています。
それに比べて、一人で食べる食事の味気ないこと。もうなんでもいいやと、タマネギをチャっチャっと炒めて玉子を入れ、ケチャップをかけただけのスパゲッティでおしまいなんていうことも(←文字で書くとさらに不味そうですね^^;)。夫と一緒の時にはオリーブオイルたっぷり、野菜たっぷり、魚介たっぷりのソースを時間をかけて作るというのに、ものすごい落差です。毎日をこうして健康で過ごせるのも、二人で楽しく食事をし続けてきたからなのでしょうね。感謝、感謝です。
つい先日、南田洋子さんが亡くなりました。長門裕之さんとは「おしどり夫婦」と言われていましたから、長門さんの悲しみは大変なものだったでしょう。でも、どうも悪い癖があって、そして、どこか性格的に意地の悪いところがあるのか、夫婦なんてハタから見ていただけではわからないという思いが、長門さんの会見を見ながらしていました。
南田さんといえば美しくて利発な女性という印象ですが、認知症になられてからの姿は、その時の面影をわずかに残すだけ。「お気の毒に」と思わずにはいられませんでした。そう思われる姿を世の中に晒すことなど、女優であった南田さんがお元気なら、きっと許しはしなかったのではないでしょうか。妻のそうした姿を世に晒した長門さん、南田さんを心から愛していたのでしょうか…。
それにしても改めて思うのは、結婚って不思議な「風習」だなあと。風習という言い方はちょっと違うのかもわかりませんが…。まったく違う場所、違う親から生まれた二人が偶然に出会って共に生活をする、しかも日本なら一夫一婦制ですから、たった一人の男性とたった一人の女性が結婚をするわけです。生涯、この人以外は愛しませんというのですから、すごい根性!
生物学的にみて、そんなことってありなのかなあという気がしなくもありません。でも、ほとんどはそうした制度に組しているわけです。うん、やっぱりすごいかなあ、でもって不思議だなあって。
結婚生活24年目の私、24年間大した波風も立たずに過ごしてきましたが、そろそろ、この結婚って何だったのだろうと思うことも。これまで二人で何を築いてきたのかしら、これから先、二人で何を築いていこうとしているのかしら・・・。そんなことをふと考えたりします。
友人、知人の中には、結婚当初から逆風吹き荒れていたり、他人の目からは順風満帆と思わせていた結婚が実はそうじゃなかったりと、結婚の情景はさまざま。そんないろいろな結婚を引き合いに出しながら、四半世紀たった自分の結婚をちょっと見直してみようかなと、そんな気になりました。かーるくかーるく書いてゆきますので、どうぞおつきあいください。